お見合いの時って、どんな話をしたらいいの?

印象を最大限よくするお見合いでのご挨拶の心構え
「お見合い」マナーの基本5原則とは1表情 2態度姿勢 3挨拶 4身だしなみ 5言葉づかい、話し方
今回は5番目の「言葉づかい、話し方」について考えてみたいと思います。

目次

どんなお相手でも会話がしやすくなるコツ

お見合い中は「お相手を退屈させてはいけない」「自分の印象を良くしたい」など自分なりに良かれと思うことを話そうとします。しかし、その気持ちだけが先走り、気が付いたら早口で、自分だけが話続けていたとか、「ここだけの話ですけど」など前置きをつけて話を進めることは「独りよがり」「信頼に値しない人」などのレッテルを貼られてしまう危険があります。
会話はもちろん大切です。だからこそ会話に関しての品格とマナーを知っておく必要があります。どんなに外見や所作が完璧でもお見合いという大事なご縁をつなぐ場面で肝心なのは対面中の会話の内容です。見た目の所作は自分一人が頑張れば一夜漬けでもできますが、会話はそうはいきません。お見合いは最低1時間は会話することになっています。お見合いのお断りの理由のダントツ1位が「会話が盛り上がらなかったから」というのがあります。

お見合いでは何を話せばいいの?

プロフィール交換をしているわけですから、年齢、年収、職場の地域、お住まいの大体の地域、趣味、家族構成、お酒を飲む飲まないタバコを吸うかどうか、宗教のあるなし、などはわかっているはずです。お相手に本当に興味があるなら、その人のお仕事について最低限の知識は持っておくべきです。地域も大体わかっているわけですから、その場所がどのへんなのかは知っておくべきです。そしてできれば出身地のことも調べておくといいでしょう。そしてその中であなたとの共通点が見いだせれば自然と話題も弾むはずです。もしかしたら一生涯の「伴侶」になるかもしれない相手です。真剣に相手を知りたいと思ったら下準備としての知識は持っておいて当然かもしれません。

無難な話か共感する話でお見合いの場を温めるのがポイント

会話はそのスタートするときが緊張します。何を話題にすればいいのか困ることもありますが、まずは季節や天候の話が無難です。注文のドリンクが来るまでは、差しさわりのない天候の話などをします。「今日は暖かいですね」「今日は雨のところありがとうございました。」「風が強かったですがここまで来るの大変だったのではありませんか?」とか、こんな程度の話の滑り出しで大丈夫です。場所はすぐわかりましたか?など相手を思いやる言葉もちりばめると、独りよがりな会話にはなりません。また、飲み物が来たら、「おいしい」ということもさりげなく言葉に出すのも良いですね。お店や、そこのサービスを褒めるということは肯定のイメージの雰囲気を植え付けることになります。間違っても、会話の中でお店を批判する言葉や、日ごろのあなたの会社での愚痴などネガティブなイメージを植え付けるフレーズは良くないですね。自分の会社の愚痴や、仕事の忙しくて大変だなどということは禁句です。あなたの愚痴を聞くためにお見合いをしているのではありません。
お見合いでの会話はまずは「無難」が一番です。そして、「相手に嫌われない」ための細心の努力をします。ホームランを飛ばす必要はありません。ホームランを飛ばす時があるとしたら、それはお付き合いが始まってもっとずっと後のプロポーズの時です。お見合いの時はまずは「無難」を目指しましょう。

さて、この会話にもいくつかの鉄則があります。
次回はこのお見合いの会話の鉄則について書いてみたいと思います。

人生を楽しみましょう(*^^*)