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【お見合い結婚研究所】朝ドラ『おちょやん』に見る“愛のカタチ” 「お前しかおれへん」の先にあるものとは!?
国民的ドラマとも言えるNHK連続テレビ小説。通称・朝ドラの今季は杉咲花(すぎさきはな)さんが主人公・千代を演じる『おちょやん』ですが、今週は千代の幼馴染で、イケメン俳優の成田陵(なりたりょう)さん演じる一平の、過去の親子関係が徐々に明らかになってきました。舞台は昭和初期ですが、今も昔も人の根底にあるのは、親との関係性なんだ、としみじみ思ってしまいます。
朝ドラ史上、最もエグいとネットユーザーがザワついた修羅場とは?
こんにちは。縁活サロンネットワークで『お見合い結婚研究所』の副所長を務める、鵜良鳥(ウラトリ)と申します。日頃、結婚や男女の関係性についていろんな角度から独自に研究しているんですが、
ウラトリ、実は結構なドラマ好きで、特に朝ドラと大河はNHKプラスで追っかけ視聴するくらい好きなんです(笑)
さて今週の『おちょやん』。一平がある芝居一座の二代目を継ぐという前提でストーリーは進むのですが、初代である父親の女癖が悪すぎて去っていった母親が、実は自ら進んで出て行ったという事実が明かされます。しかも幼い一平を捨てて、別の男と一緒に…。
そうとは知らず、何とか母親を探し当て、会いに行った一平と千代。板谷由夏(いたやゆか)さん演じる母親・夕のきつい仕打ちに、思わず噛みつく我らが主人公・千代ちゃん。
演じていることを通り越して? 本気の感情が炸裂する凄まじいシーンでしたが
ネットでも「朝ドラ史上、類を見ない修羅場」とザワついていましたよね。
いや~~ 杉咲さん、すごい。これぞ迫真の演技です。
千代と一平を結びつけて離さない「お前しかおれへん」という感情
なんでか知らんけど? 行きがかり上、一平と母親のホントのところを見届けてしまった千代。今の千代ちゃんは、一平は幼馴染だから、座長だから、うちが助けな、というような使命感があるのかもしれませんね。
まあ当の一平はその前の週からずっと「千代のこと、好きやねん」という気もちがダダ漏れなんですが、千代ちゃん気づいてんだかいないんだか(笑)
物語では今後、この千代と一平がどのようにして結ばれるのか、目が離せないシーンが目白押しですが、ここはお見合い結婚研究所・副所長のワタクシ、ウラトリ。
千代と一平を結びつけて離さない「お前しかおれへん」という感情について、もう少し掘り下げてみたいと思います。
そう、ドラマを観ていて感じるのは、二人が置かれた立場の「共通性」です。ドラマを観ていない方にかいつまんで説明すると「同じ傷をなめ合う関係性」とでもいいましょうか。
優しかった母が亡くなり、ど~しょうもないダメ父・テルヲに散々な目に遭わされて、やっと現れたたった一人の弟・ヨシヲとも生きる世界が違って家族はまた離れ離れ。
ドン底に突き落とされた千代を抱きしめながら、一平は言います。
「一人やあれへん、俺がいる」と。
そして今週。一平の、誰にも見せられない根の深い感情の渦の中へ、あえて手を伸ばす千代。
一平をこの沼地から引き上げるのは、千代しかいない。そう、お前しかおれへん。
一平自身も千代がきっと自分を救い出してくれると、信じ切っているようにも思えてしまいます。
男女にとってキケンな“愛のカタチ”「お前しかおれへん」の呪縛
この「お前しかおれへん」っていう言葉。恋愛ドラマや漫画が好きな方にとっては、胸キュン☆これでもかって言うほどキラーワードかもしれませんが、
現実の世界ではけっこ~ヘビーですよね。もし今あなたに「アンタしかおれへん」ナンテ思っている異性がいるならウラトリ、その関係性を今すぐ見直すことをお勧めします。
確かに、そういう関係性の異性にときどき出会うことがありますが、イヤと言うほど恋愛で失敗してきた人に言わせると、それは単なる「思い込み」なんだそうです(笑)
そう、所詮「恋愛なんて思い込み」ですから。相手のことを四六時中、考える→その大半は、自分の都合のよい解釈が多いと思います。これが「思い込み」です。
何も恋愛すること自体が悪いというワケではありません。大切なのは、その相手が「あなたにとって本当に幸せな関係性」なのかどうかなんです。
幸せな関係性とは、お互いが「ともに」幸せでなければなりません。どちらかが一方的に、相手に精神的や金銭的に依存したり、母親または子のような感情を持っていたり、
そんな偏った関係性では、本当の意味で幸せにはなれないと思うのです。
朝ドラで言うと…窮地に置かれた一平は、まさに「千代、俺の痛みをわかってくれるんは、お前しかおれへん」な状態。一方の千代も「一平を助られるんは、うちしかあらへん」と。それな! ホンマに対等な関係性やったら、えぇねんけどなぁ。
う~~この先、千代にどんな苦労が待っているのやら…。
さて2021年風の時代、どのように生きればいいのか? 恋愛は? 結婚はどうなる?
縁活サロンネットワーク主宰の占星術風水師・周藤縁(しゅうとうゆかり)によると、
「恋愛は火星と金星、結婚は月と太陽」を観れば、過去・現在・未来までも手に取るようにわかるのだそうです。
ゆかりさんの個人鑑定(ホロスコープ・リーディング)が、過去の恋愛の呪縛から逃れて、新しい一歩へと踏み出すきっかけになるかもしれません。
『お見合い結婚研究所』副所長・ウラトリ、また次回も婚活女子の皆さんに向けてとっておきのメッセージをお届けします。それではまた、ごきげんよう、サヨウナラ。