「一人でも、きちんと生活はできている。
でも、もし価値観を分かち合える相手がいるなら、それも悪くない。」
そう思って婚活を始めたものの、期待と慎重さの間で揺れて足が止まってしまう…
これは、よくあることです。
50代まで自分の人生を築いてきたからこそ、軽々しく動けないというお声も聴きます。
その慎重さも、プライドも、とても自然なものです。
ただ、IBJの成婚データと現場を見ていると、
一つだけ、はっきりと言えることがあります。
成婚に進んでいる人たちは、「待つ」だけで終わっていません。
目次
IBJデータが示す現実:成婚者は「自分から動いている」
IBJ成婚白書2024年版では、
成婚した人と、成婚に至らず退会した人の行動量が比較されています。
そこから見えてくるのは、次のような違いです。
• 成婚者は退会者より「申込数」が多い
・男性:退会者より20件以上多く申し込み
・女性:退会者より10件以上多く申し込みをしている
• 成婚者は退会者より「お見合い数」が大幅に多い
・男性:成婚者のお見合い数は退会者の約4倍
・女性:成婚者は退会者の約2.5倍
• 成婚者は退会者より在籍期間が短く、男女ともに約5か月早く成婚退会している
つまり、
「誰かが声をかけてくれるのを待っていた人」より、
「自分で会う可能性を増やした人」が、結果的に成婚に近づいています。
これは、性格の問題でも、積極性の優劣でもありません。
婚活という仕組みの中で起きている「行動量の差」です。
「選ばれる回数」より「選びに行った回数」
「申し込まれた数が少ないと、不安になる」と感じる方は、とても多いです。
けれど、IBJデータを見る限り、
成婚している人たちは、申し受けの数そのものよりも、
• 自分の目で相手を見て
• 会ってみようと判断し
• 実際にお見合いを重ねた回数
を大切にしています。
動いた分だけ、
• 自分に合うタイプが少しずつ分かり
• 「なぜ違和感を覚えたのか」を言葉にでき
• 条件や考え方を微調整できる
その積み重ねが、結果として「この人だ」と思える出会いにつながっています。
「待つ」ことが慎重さになる時も、停滞になる時もある
若い頃は、仕事でも人間関係でも、自然と声がかかる場面がありました。
一方で50代の婚活では、相手も同じように慎重です。
だからこそ、「様子を見よう」と思う人同士が出会うと、
何も起きないまま、時間だけが過ぎてしまうことがあります。
これは、誰かの魅力が足りないわけでも、判断が間違っているわけでもありません。
動かない選択が、不安を長引かせてしまうこともある
「断られたら、自信を失いそう」
「自分から行くのは、気が引ける」
そう思う気持ち自体は自然です。
ただ、動かないままだと、
• 何が合っていないのか分からない
• 自分に可能性があるのか分からない
結果、不安だけが長引いてしまうケースも見受けられます。
「自分から申し込む」ことは、価値を下げる行為ではない
実際に男性からよく聞くのは、こんな声です。
「ちゃんと考えて申し込んでくれたのが伝わった」
「現実を見て行動している人だと感じた」
自分から動く女性は、軽く見られるどころか、
誠実で対等な相手として受け止められることが多いのです。
人生後半を見据える男性ほど、
刺激よりも安心して話せる関係を求めています。
仲人として伝えたいこと:「申し込み」は、お相手への最高のギフト
相手に花を持たせる「心の余裕」
申し込むことは、自己主張でも、立場を下げる行為でもありません。
まして「負け」や「媚び」だと感じる必要は全くありません。
むしろ、「私はあなたの素敵な部分を見つけました」と伝えることになるので、
お相手に対する慈愛に満ちたギフトと言えます。
「この人と向き合ってみたい」という意思を丁寧に示すことができるのは、
これまでの人生で培ってきた、あなたの「心の広さ」と「余裕」があってこそ成せる技なのです。
運命は、あなたが動いた瞬間に共鳴し始める
占い師として運命の流れを観ていると、
幸運の女神は「意志を持って動く人」に微笑むことがわかります。
停滞していたエネルギーは、あなたが「申し込み」という小さなアクションを起こした瞬間に循環し始めます。
自分から動くことで、眠っていた運命の歯車がカチリと音を立てて回り出すのです。
お断りは、ただの「道しるべ」
もしお申し込みが実らなかったとしても、
あなたの人間性や魅力とは一切関係がありません。
ただ「その人ではなかった」という、
人生の流れが示してくれた「道しるべ」に過ぎません。
むしろ、お断りしたり、お断りされる経験を重ねることで、
・自分に合うタイプ
・無理をしてしまう相手
・言葉にできなかった違和感
そうしたものが、少しずつ輪郭を持って見えてくるようになります。
この「分かってくる」という感覚こそが、成婚への大きな前進です。
自分にとって大切にしたいことが明確になるほど、
次に進むか、立ち止まるかの判断は早くなります。
迷いが減って、決断が確かなものになっていくのです。
遠回りに見える経験が、実は、最短距離を教えてくれている。
お断りとは、そんな役割を持つ出来事なのかもしれません。
結び:動いた人から未来は変わっていく
選ばれるのを待つ婚活が悪いわけではありません。
ただ、50代の婚活は、自分から動くことでしか見えない景色があります。
自分から申し込むというのは、プライドを捨てることではなく、
これからの人生を主体的に選ぶという意思表示です。
その一歩が、思っている以上に穏やかで、
納得のいく未来につながっていくことを、
私は現場で何度も見てきました。
あなたが心から笑い合える相手と出会える日を、心より願っています。
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