目次
人間性や日常生活が姿勢と歩き方に表れる
「お見合い」マナーの基本5原則とは1表情 2態度姿勢 3挨拶 4身だしなみ 5言葉づかい、話し方
今回は2番目の「態度、姿勢、歩き方」について考えてみたいと思います。
どうしてこの姿勢に人間性や日常が出るかというと、日ごろからの意識が顕著に表れるのがこの姿勢や態度なのです。直すには日ごろからの意識や筋力的なものなので付け焼刃ではなかなかボロが出てきてしまいます。スーツや靴が整えられていても、一歩歩き出したら猫背だったり歩き方がスマートでなかったりすると、男性なら「仕事ができる男」とか「魅力的な男」には見えません。これは女性も同じことが言えます。せっかく美しい容姿なのに姿勢が悪かったり歩き方が悪かったり、ヒールの歩きかたがぎこちなかったりすると魅力が半減してしまいます。この姿勢というのは、大まかに分けて3つですね。立ち方、座り方、歩き方ということになります。職種にかかわらず、日ごろから何かのスポーツをしていたり、筋トレを日常的に行っている方は少し歩き方がおかしかったとしてもそれがおかしいということをアドバイスすると案外すぐに良くなります。
美しい姿勢や歩き方、立ち方をするにはある程度の筋肉が必要だからです。
「自分は外見に自信があるから大丈夫」という方はここからは退屈なお話になるかもしれません。
でも、外見にコンプレックスを感じていたり、自分はダメだと思う前に、
まずはあなたの体をもう一度鍛えなおすことをお勧めします。
美しい姿勢や歩き方、美しい座った姿勢をキープするには筋力が必要なんです。
お相手にばかり美しさの条件を付ける人に限ってそうんなことがご自身ではできていない人があまりにも多いので時々、本当にびっくりいたします。まずはあなたが素敵な姿勢をキープする努力をいたしましょう。
良い姿勢のチェックポイント
1いつも人に見られていることを意識しているか
2背中を丸めていないか
3不自然にのけぞりすぎていないか
4そわそわと落ち着きのない態度をしていないか
良い歩き方のチェックポイント
1猫背になっていないか
2下を向いて歩いていないか
3ポケットに手を突っ込みながら歩いていないか
4肩をゆすったりがに股になっていないか
また、お見合いの実際のお店に到着してお相手と一緒に案内されるときも案内をされる立場の場合は、案内をしてくださる人の斜め左後ろに位置し、歩きます。廊下を歩くときは先方が真ん中を進めても、ど真ん中は歩かずに、周囲に迷惑が掛からない程度の右寄りを歩きます。それだけでも謙虚で礼儀正しい人という好印象を与えます。
次回は挨拶についてです