たかが身だしなみ、されど身だしなみ

目次

身だしなみを制する者はお見合いを制する

印象を最大限よくするお見合いでのご挨拶の心構え
「お見合い」マナーの基本5原則とは1表情 2態度姿勢 3挨拶 4身だしなみ 5言葉づかい、話し方
今回は4番目の「身だしなみ」について考えてみたいと思います。
お見合いの現場はほとんどが一流ホテルのラウンジなどで行われます。そういった公共の場では当然そこに集う人たちが気持ちよく過ごすための暗黙のルールがあります。そして、身だしなみは、これからお会いするお見合いのお相手に対するマナーでもあります。「人は見た目で判断してはいけない」という言葉があります。でもその一方で見ず知らずの他人が「お見合い」という生涯の伴侶が決まるかもしれない出会いの瞬間に、その人の人となりを表す「身だしなみ」を無視して内面に興味がいくのでしょうか?外見に興味が持てて初めて内面を知りたくなって、共感できる関係性が作られていくのではないかと思うのです。

身だしなみは第一印象を無意識に定着させる

身だしなみは第一印象としてとても重要です。どんなに高級なスーツや腕時計やバック、アクセサリーなどを身に着けていても、基本となる身だしなみが欠けていてはその人の人格が逆に透けて見えてしまいます。
ここでお見合いの時の第一印象を決定づける3つのポイントをあげてみます。

1、目で見えるポイント

どんな表情をするか。
どんな態度で臨むか。
清潔感のある髪型か。(きちんと洗髪してあるか、肩にフケが落ちていないか、髪の毛の色、)
服装のしわ、汚れ、ほつれ、シミ、が無いか、女性の場合は白髪染はきちんとしているか、プロフィール写真と違い過ぎないか

2、匂いを感じるポイント

体臭は大丈夫か。口臭は大丈夫か。香水やヘアスプレイの匂いはきつすぎないか。お相手にとって不快な匂いではないか
下着、靴下の匂いは大丈夫か。

3、耳から感じるポイント

声の大きさは適切か。咳払いなどしすぎていないか。おどおどと話していないか。偉そうな物言いはしていないか

成功するお見合いの身だしなみ

基本をクリアしたら次はお見合いが成功する身だしなみということになりますが、具体的にわかりやすく言えばこれらをふ前たうえで、時と場合によって柔軟に対応するということになります。状況はその場その場で毎回違うものです。それに合わせて行動できてこそのマナーです。それには上記の基本の身だしなみをしっかりとクリアしてこそのマナーということになります。

次回は「話し方」についてお伝えいたします。(*^^*)