幸せな結婚を目指して活動していると、幸せやお悩みなど、様々な物語に出会います。
日本全国でご縁をつなぐ縁活サロンネットワークでは、今まで出会った物語の中で共通するパターンや内容を整理してブログでお届けしております。
記載する内容は、結婚相談所のブログですので、婚活にまつわる話やお付き合いのお話がメインになっています。
ですが考えてみると、出会い、お付き合い、夫婦関係、親子関係、親戚付き合いというのは、距離感や立場、役割の違いはありますが、仕事仲間、友人関係などと同様に人間関係として見ることもできそうです。
この人間関係というのは、気心が知れると自分にとっての安全地帯となり心地よく伸び伸びとしていられる場合もあれば、逆にイライラしたり窮屈に感じることもありますね。
今回は人間関係の中で「人の悪いところが目につく」という悩みにスポットを当てて、お話ししたいと思います。
目次
【人の悪いところが目につく理由】
そもそも理由というのは1つではなく、色々な要素が重なって複合的な場合もあると思います。
ですが構造としては、イライラしているから人の悪いところが目につくというパターンが多いようです。
もし、イライラしている原因が婚活のストレスという場合は、休養を取るなどの対処をお勧めします。対処方法は「婚活疲れかな?と思った時の考え方」に記していますので、気になる方は読んでみてくださいね。
ここからは、特に明確な原因は考えられないのに、イライラして人の悪いところが目につくケースについてお話ししますね。
多くは以下の理由が該当すると言われています。
理由1:そういえばネガティブなことを言われて気分が沈んでいた
私たちは毎日多くの人間関係の中で過ごしています。時には、自分に対してネガティブな言動をとられて気分が沈むこともありますよね。
人間は無意識に自分の気分と一致するものに目が行くという心理があります。そのため気分が沈んでいるときは人の悪い面に目が行ってしまうのです。これは「気分一致効果」と呼ばれています。
理由2:自分の価値観、ルールと違っている
価値観や信念というのは、人によって全然違う場合があります。
例えば待ち合わせで「平日ダイヤとの違いも含めて乗り継ぎを入念にチェックして、決めた行程通りに行く」人、「この日は別件も入っているけど何とかなる。遅れそうならタクシーに乗る」と思う人、「そもそも電車などは遅れる可能性があるから、30分前には行動」という人では、価値観やルールは違いますよね。
遅刻してはいけないという価値観が強いほど、遅刻を許せないかもしれません。
理由3:自己肯定感が低い
トラウマやコンプレックスなどから自己嫌悪が強い傾向がある場合、人の悪い面に目が行ってしまうケースがあります。理由1と同様に「気分一致効果」が働いているとも言えますが、幼少期からある自分の思いグセの場合が多く、なかなかすぐにクセに気づけないパターンが多いようです。
イライラの理由は人によって違っていますが、例えば他者と比較するクセがある場合はコンプレックスを刺激されているかもしれません。またトラウマが癒えない状態で同じような気持ちを体験しているというケースもあるでしょう。
どのようなケースだったとしても自己肯定感が低いことで「気分一致効果」の働きも手伝い、人の悪い部分に目が行ってしまうことがあります。
人間関係は難しいときもありますよね。ここまで、人の悪いところが目につく理由として考えられるケースをお伝えしましたが、十人十色の事情がありますので当てはまっていないと感じることがあるかもしれません。
人生の目的は「太陽」、潜在意識は「月」など、ホロスコープを使ってその人の本質を見ていくことができますので、お手伝いできる可能性があります。
気になる方は、ホロスコープ無料診断をチェックしてみてくださいね。
【対処法】
これまで理由を述べてきましたが、当てはまることはあったでしょうか?
もし当てはまっている場合は、自分で認識している部分があるということなので対処しやすいと思います。
理由1への対処
気分が沈んでいるから人の短所に目が行くという場合は、「自分の気分」を変化させることで見え方を変えていきましょう。
気分転換の方法は人によって様々だと思いますが、自分が心からホッとしたり、楽しいと思える時間を過ごすのが鍵になります。
・マッサージを受ける
・小旅行をする
・イメチェンをする
・好きなアロマを焚く
・見たかった映画をハシゴする
など、好みや気分転換方法は人それぞれです。是非、自分をもてなして楽しませてあげてください。
そして、気分が上がった状態を忘れずに周囲に接してみてください。
「気分一致効果」が働いて、今まで気付かなった相手の長所が目についたら幸運です。
相手の長所にフォーカスを当てていってみましょう。そうすることで、相手は今までとは違った人物像に変化するかもしれません。
理由2への対処
価値観やマイルールは多様ですよね。だからこそ長く続いている友人などは価値観が似ているのかもしれません。
結婚でも価値観の合う人のほうが良いという人は多いですよね。
とはいえ、育ってきた環境や知識・経験が自分とは違う他人なので、価値観やルールは違って当たり前なのです。
「人の悪いところ」と思っても「悪い」と判断しているのは自分です。
善悪という尺度ではなく、「相手はどういう価値観やルールなのかな?」と観察してみることをお勧めします。
・どのような信念があるのか
・何を大切にしているのか
・どんな願望があるのか
など、相手の価値観やルールを理解するために観察したり、傾聴の中から感じ取ってみることをお勧めします。
そうしているうちに、その人の行動原理が分かってきて、自分とは違う価値観に気付いて視界が広がったり、認識が深まったり、時にはアップデートさせてもらえる可能性があります。
理由3への対処
自己肯定感が低い原因が、特にトラウマや失敗経験などの場合が多いのですが、そもそも「自分は幸せになれない」と思っている可能性があります。このメンタルブロックのある方は、体感としては非常に多いと感じています。
メンタルブロックについては別なブログで詳しく書いていますので「幸せな結婚をするために大切なこと」を読んでみてくださいね。
そして、メンタルブロックの存在を認識したり、自分が今描いているアンハッピーな未来以外の将来があると少しでも思えたなら、自己受容感を高めるようにしてみましょう。
この自己受容感が低いことがトリガーとなって、自己肯定感が上がらないという関連が指摘されているのです。
自己受容感については、「婚活を楽にする自己受容とは」に詳細を記載していますので、ご覧ください。
さらにメンタルブロックや自己受容感に取り組んだうえで余裕が出てきたら、人に興味を持ってよく観察するようにしてみましょう。
人は見ている人に似ていく生き物だと言われています。その性質を活用して、人の良い部分を観察して取り入れてみることをお勧めします。
取り入れるときは小さなことで大丈夫です。
・ハッキリとした声で挨拶している
・始業前に机を拭き掃除している
・ハンカチにアイロンがかかっている
など、人には必ず良い部分はあるはずです。
取り入れられそうな小さなことにトライして、やってみた自分を上出来だと褒めてあげてください。
少しずつで大丈夫です。気付いたら見えている景色が変化しているはずですよ。
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